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どうも管理人のまつなんです。
最近、本を読む時間が減ってきているように感じます。


ただ、幸か不幸か車を運転する時間が長いので、その時間にオーディオブックを聞いて読書時間の減少を補っています。


オーディオブックとは、つまりは「聞く読書」です。
本の内容をプロのナレーターや声優さんの声で聞くことができます。


オーディオブックについては過去にも次のような記事を書いています。

【随時更新】おすすめのオーディオブック(小説編)

マニアが選ぶオーディオブックで聞くべき名著11選

オーディオブックで聴くべき本、活字(あるいはキンドル)で読んだ方がよい本の見分け方がわかってきたので、シェアしましょう!


いくつか、こういったオーディオブックのサービスを展開しているところがあるようですが、大手は、Febe(フィービー)とアマゾンのAudible(オーディブル)でしょうか。


僕もアマゾンのAudibleを試してみたのですが、結局はFebeの方が好きなようです。
なので、今回紹介するオーディオブックもFebeからのラインナップとなります。


今回、紹介するのは2017年上半期に聞いたオーディオブックの中から特に良かったものベスト3です。


3位『子どもが育つ魔法の言葉』子どもと親の幸せな人生のために読んでおきたい一冊


書影
[オーディオブック版]
子どもが育つ魔法の言葉
著者:ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス/著、石井千春/翻訳
再生時間:6時間19分
オーディオブック配信サービス「FeBe」
▲子育て世代にぜひとも聞いてもらいたい一冊。『子は親の鏡』という有名な詩(「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」で始まる詩です)の解説です。普段、子どもに厳しく接してしまうことが多い僕などは、聞くたびに反省することばかりです。

2位『社会的共通資本』資本主義の限界を克服するために重要なことを学ぶ

▲ノーベル経済学賞に最も近かった日本人と言われている宇沢弘文氏の代表作。利己的または利益至上主義に陥った今の資本主義の限界を克服するためにも宇沢氏が唱える「社会的共通資本」という概念の理解は必須。

1位『生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後』


▲これは発売当時大きな話題になった本ですね。戦後、シベリアに抑留された兵士がみた戦前から戦中、戦後までの日本社会のあり方が鮮明に描かれています。ブクログに書いたレビューはこちら。

小熊謙二の生涯の軌跡をたどっていくことで戦前から戦中、そして戦後の日本の姿を描いている。著者の小熊英二(謙二の息子)があとがきで書いているように、本書が他の戦争体験記と異なるのは次の二点。
・戦時のみならず戦前と戦後の生活史がカバーされている点
・個人的な体験記に社会科学的な視点がつけ加えられている点
本書は戦争というものが国だけではなく個人の人生をいかに破壊するかを物語っている。たとえば、謙二が戦前のように水道とガスのある生活に手に入れたのは1959年のことである。終戦から考えても15年近くの歳月を要しているのである。戦争とはかくも悲惨なものであるということは肝に銘じておく必要があるだろう。また、本書の主人公、小熊謙二の「ものを見る目」の鋭さにも注目して読むと面白い。

まったくの偶然ですが、岩波新書の作品が2点エントリーしました。新書はあまりオーディオブック化されていないようなので、せめてその年を代表するような作品についてはオーディオブック化してもらいたいですね。


アメリカなどに比べるとオーディオブックそのものがまだまだ知られていないようなので、より多くの人に利用してもらい、より多くの作品がオーディオブックになることが僕の望みでもあります。


ぜひ、みなさんも気になった作品があったらオーディオブックで聞いてみてくださいね。


FeBe